セキュリティトークン取引所「ALLEX」の開設予定について

AIや量子コンピューティングといった新興産業が次々と誕生している現代社会において、新しいビジネスを始めようと思っても、多くの場合は資金不足から行動を起こせないまま終わってしまいます。
特にベンチャー企業や中小企業の多くは実現したいビジネスがあっても資金調達に時間がかかってしまうことで諦めざるを得ないというケースが少なくありません。
他にも上場銘柄への投資は金額が大きくなるために限られた投資家しかできないといった問題もあり、自分が応援したいと思う企業に出資するのが難しいために、投資機会の損失を招いてしまっているケースも存在します。
最近では、クラウドファンディングやソーシャルレンディングといった少額から始められる投資手法が広がりを見せていますが、より多くの人々が新たなビジネスに挑戦し、投資に参加できるような社会の実現が求められています。
そのためのソリューションとして、私たちはセキュリティトークン取引所の開発に取り組んでいます。
セキュリティトークンによって、企業はトークンエコノミーを活用した資金調達が可能になり、これまで投資に参加できなかった人々も小口投資が行えるようになります。
私たちは創業当初から日本においてセキュリティトークンの開発を開始し、トランザクション処理速度の実証実験を行い、技術情報の共有を通じて相互的な発展を目指しています。
将来的には全世界におけるセキュリティートークン取引所のインフラを提供を目標としており、現在は日本におけるセキュリティトークンの独自規格の開発を進めています。
開発チームは、経験豊富な開発者、そして数多くのフィンテック技術者で構成されており、その技術力によって不動産、金融領域で幅広い取り組みを行なっています。
そして、私たちはフィリピンRare Earth Asia Technologies社との事業提携を2019年6月に結び、セキュリティトークン取引所運営のための合弁会社を設立。
フィリピンのカガヤン経済特区庁のCEZAと協議を行い11月にはフィリピンで初となるSTOによる資金調達を計画しています。
また、セキュリティトークン取引所「ALLEX」の開設を2020年1月に予定しており、取引所トークンであるALLEXTOKENについては11月に開発の方を終了いたします。
引き続きスタンダードキャピタルはSTO事業の拡大に向けての取り組みを進めています。
セキュリティトークン市場の発展に貢献し、様々なビジネスの相乗効果(シナジー)を探求することが私たちの使命であり、より良い事業環境や持続的に成長する市場を生み出すことを目指して、今後も取り組みを進めてまいります。
ST取引所ロードマップ
2019年 9⽉ | レア・アース社との合弁会社設⽴ |
2019年 12⽉ | 独⾃セキュリティトークン「ALLEX token」発⾏ |
2020年 1⽉ | セキュリティトークン取引プラットフォームを開始 |
2020年 3⽉ | 商業⽤不動産のトークン化 |
2020年4⽉ | アプリ「ALLEX App(iOS)」をリリース |
2020年 4⽉ | アプリ「ALLEX App(Android)」をリリース |
2020年 11⽉ | アートのセキュリティートークン化を実施、販売 |
2021年 6⽉ | 会社のセキュリティートークン化を実施、販売 |
ALLEX TOKENロードマップ
2019年 11⽉ | ALLEX TOKEN 独自チェーンのリリース |
2020年 2⽉ | ALLEX TOKENウォレットアプリのリリース |
2020年 2⽉ | ALLEX TOKENトランザクションサービスの提供 |
2020年 2⽉ | ALLEX TOKEN スマートコントラクトサービスの提供 |
2020年 4⽉ | ALLEX TOKEN権利移転、譲渡機能の実装 |
2020年 9⽉ | ALLEX TOKENチャージバック機能の実装 |
ALLEX セキュリティトークン標準規格への取り組み