インドネシア・ジャカルタで開催された「BLOCKCHAIN 2020」に参加
スタンダードキャピタル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山口大世)は、インドネシア・ジャカルタで開催された「BLOCKCHAIN 2020」にて「Development of STO」というテーマで発表を行いました。
■発表内容
・日本国内でブロックチェーン開発について
パブリックではなく、半中央集権的ネットワークであるコンソーシアムチェーンを採用。取引処理に無駄な計算コストを排除、ノードの数を減らし、高速な取引システムを実現しています。(TPS:10,582.820 東京証券取引所の1秒あたり取引は 1000~2000TPSと言われています。)
・セキュリティトークン標準規格「ST20(ALLEX token)」について
セキュリティトークン市場では、ERC20や独自プロトコルでのプライマリーマーケットが形成されており、取引所、ウォレットといったサービスは、トークンごとに個別に対応しなければならないといった課題が存在します。「ST20(Allex token)」は「セキュリティトークンにおける標準規格」を目指し、開発が行われています。
・「J-FTA」について
所有権の小口化により多くの人々が世界中の不動産に投資できる社会の実現を目指し、JP規格に準拠した開発を行っています。ブロックチェーン上での所有者の移転手続きや報酬の自動分配が可能になり、分散管理によって不動産投資における誇大広告や詐欺を防止できると考えられます。
・第三者割当増資による資金調達について
私たちは、証券会社やベンチャーキャピタルからの資金調達を完了しました。このたび調達した資金は、2020年1月に開設予定のセキュリティトークン取引所「ALLEX」におけるシステム開発並びに人財獲得に充当し、オペレーション体制の強化を実施いたします。
・フィリピン・CEZAにおけるALLEXの開設について
CEZA・DATO法に基づいて、セキュリティトークン取引所システムの構築を行い、国際的な法規制への対応、会計・税務基準の整理についてもCEZAと中長期的な協議を実施しております。2020年1月にはセキュリティトークン取引所「ALLEX」の開設を予定しており、セカンダリーマーケットの創出にむけて取り組みを行なっています。
・チリにおけるセキュリティトークン取引所センターについて
チリにおけるセキュリティトークン取引所センターについて既存証券取引システムチリではバルパライソ証券取引所が2018年に廃止され、現在はセキュリティトークン取引所として開設を視野に入れ、取り組みを行なっています。歴史的な象徴であるバルパライソをチリだけではなく南アメリカの金融市場のセンターとして今後の発展に寄与したいと考えており、法規制について南米の将来を見据え整備に取り掛かっております。
・バングラディッシュにおけるブロックチェーン事業について
バングラディッシュにおいては、ダナルジャパンとラカラジャパンと共同でブロックチェーンを活用した約束手形の発行事業を予定しています。既存金融の枠組みの中では銀行口座を持つことのできなかった人々にも金融サービスを提供できるとして、金融包摂の実現を目指しています。
・世界各国へのセキュリティトークン取引所の展開について
私たちはフィリピン・カガヤン経済特区におけるセキュリティトークン取引所「ALLEX」事業を通じて、フィリピンのみならず、世界各国でのSTOの普及を目指しています。今後は、様々な国へセキュリティトークンを活用した証券やREATの仕組み、取引所の展開を予定しています。
・既存の証券取引システムとセキュリティトークン取引所について
既存の証券取引所と比較して90%の導入コスト削減を図ることができます。
既存の証券取引システムとセキュリティトークン取引所について・私たちは、ブロックチェーンを活用した証券のセキュリティトークン化とスマートコントラクトによって証券市場の発行プロセスの安定化と関連コストの削減を目指しています。・コストを抑えたセキュリティトークン取引システムの導入によって、各国における金融のデジタル化への対応を支援します。・システム導入のみならず業務構築のサポートに加え、将来的な法令規制等への対応等、今後の市場動向を的確に捉えた包括的な支援を行なっていきます。
・スタンダードキャピタル社のSTOコンサルティングについて
セキュリティトークンの発行・管理・決済及び付随する業務をはじめとして、投資家保護の実現に向けた法規制への対応など継続的なコンサルティングサービスを提供いたします。
・STOコンサルティングサービス概要
各プロジェクトへのコンサルティングのみならず、各国の法整備やセキュリティトークン取引所システムの実装についても取り組みを実施いたします。
【会社概要】
会社名 :スタンダードキャピタル株式会社
資金調達市場の流動性向上に向け、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)事業を展開。不動産小口売買プラットフォーム「J-FTA」、フィリピンの経済特区であるCEZA(Cagayan Economic Zone Authority)においてセキュリティトークン取引所「ALLEX」を2020年1月に開設予定。
URL:https://standardcapital.co.jp/
代表者名:山口 大世
所在地 :〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビル203
設立 :2018 年 11 月
資本金等:343,900千円
■ 本件(ニュースリリース)に関するお問い合わせ先 ■
スタンダードキャピタル株式会社 広報部
電話:03-6805-1517 メールアドレス:info@standardcapital.co.jp